私たちの身の回りはたくさんの「色」が存在しています。
好きな「色」嫌いな「色」、似あう「色」似あわない「色」、場に相応しい「色」相応しくない「色」・・、
私たちは日々様々な条件で色を選択して生活をしています。
そんな「色」にはそれぞれ力がある事をご存知でしょうか？
今日はそんな「色」の持つ力についてお話をしたいと思います。
目次
■日常の中にある「色」の力
例えばセールの時期、街中の「sale」のデザインは赤色が多く取り入れていますね。
いつも込み合うクリニックの待合室の壁には緑色の森林の絵が飾られていたりします。
日常生活の中でも、私たちは色の持つ「力」によって購買意欲を掻き立てられたり、落ち着きを取り戻したりしているのです。
■憧れの自分に近づこう！
自分のイメージを変えたかったり、憧れの人物像に近づきたかったり、そもそも根本的に今の自分を変えたかったり、
憧れの自分像を抱きながら生活をしている人も多いのではないでしょうか？
そんな方はファッションに意図的に「色」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【赤色】活動的・情熱的・意欲的
自分は大人しい性格だから「活動的な人」「元気な人」に憧れる・・なんて方には赤色がおすすめです。
赤色を身に着けたあなたは「情熱的で活動的」なイメージを相手に与えられるかもしれません。
もちろんあなた自身も、いつもより活動的になれそうな気がしてきますよ。
【青色】冷静・清潔感・誠実・若さ・爽やかさ
会うといつも口喧嘩になる・・そんな相手と会う時は青色を身に着けて出かけてみるのも良いかもしれません。
また清潔感や爽やかさの演出にも役立つ「色」と言えそうです。
【緑色】穏やかさ・落ち着き・平和
自宅ではのんびり過ごしたい・・そんな時は緑色の植物を置いてみるのも良いかもしれません。
気持ちの興奮が静まり、落ち着いた気持ちで過ごせそうです。
【黄色】軽快さ・幸福感・好奇心・向上心
なんだか気分が落ち込む日、何とか気分を上げて行きたいですよね。
そんな時は是非、黄色の力を借りましょう。
気持ちを明るくしてくれる黄色は、自分だけでなく周りの人の気持ちも明るくしてくれるかもしれません。
一例を上げましたが、これ以外の色についても是非一度調べてみてはいかがでしょうか。
驚きの「色」の力に気づく事ができるかもしれません。
■ビジネスでも「色」の力を味方につけたい！
仕事がら暗めの色のスーツしか持っていない・・。
モノトーンの洋服が好きで、明るい色の洋服を取り入れるのはちょっと抵抗がある・・。
そんな方は小さなアイテムから「色」を取り入れてみるのはいかがでしょうか？
顔の近くにあるネクタイやポケットチーフ、ブートニエールなら必ず相手の視界に入ります。
きっと自分のイメージを作る助けになってくれるはずです。
「色」の持つ力やイメージを理解しておけば、自分をどんな風に見せたいかを表現するのに役立ちます。
「色」の持つ力を味方につけて、憧れの自分を演出してみるのも楽しいのではないでしょうか。
■ブートニエールとは・・
男性の上着（ジャケット）のラペル（襟）部分には、ボタン穴があるかと思います。そちらに挿す小さな花束のことをブートニエールといいます。
言語の意味は、文化によって異なりますがフランス語ではブートニエールを「ボタンの穴」、英語では「ボタンホールにさす飾り花」となるようです。
由来は、16世紀に第一ボタンに花を挿すファッションが流行したという説と、中世ヨーロッパで男性が女性にプロポーズした時に渡した花を、女性が結婚を受け入れる返事に花束から花を一本抜いて男性の胸のボタンホールへ挿したという説があります。
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