営業職というお仕事は日本で2番目に多くの人が従事している職業と聞いたことがあります。
このブログを読んでいただいている方の中にも、
営業職、ショップの販売員などをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
インターネットで簡単に商品やサービスが購入できる現在、インターネットでは伝えきれない商品の魅力いかに伝えるかはとても重要な事となっています。
商談成立や売り上げ獲得をするに当たって、他では買えない商品やサービス、最新技術の詰まった商品などの「商品力」も大きな要因かもしれません。
それにプラスしていえ、もしかしたらそれ以上に必要な事。それは商品の魅力を伝えるスキルやコミュニケーションスキルです。
今日はそのコミュニケーションスキルの中でも、大事な商談の前に相手の気持ちを自分に引き付ける「雑談」、いわゆる~つかみ~についてお話ししたいと思います。
目次
■「雑談」は様々な場面で意図的に利用されている?!
「雑談」と聞くと仕事に関する面ではあまり良いイメージは持たれないのではないでしょうか?
無駄な会話だという認識もあるかもしれません。
思い返してみれば、授業中に時々「脱線」していた学校の先生、授業前に面白いエピソードを話してくれる塾の先生・・・雑談好きだなぁなんて思っていました。
でも実はその雑談は本題に導入する為の意図的なものだったりもするんです。
例えば保育園でも、集中力のいる制作や絵本の読み聞かせなどの前に「雑談」とはいきませんが、子供たちがワクワクできる「歌」や保育士と一緒に楽しめる「手遊び」を取り入れ、保育士に気持ちを引き付けさせたりします。
自分に興味のない相手や意識が他にある相手に、自分に気持ちに引き付け心を開いてもらう為に、楽しい気持ちになれる「雑談」はとても効果的なのです。
■何を話していいかわからない・・そんな時の為に「雑談」を設定しておこう!
会話の引き出しがたくさんあって、趣味も多彩・・そんな人なら初対面の人との雑談も難なくクリアできるかもしれません。
もちろんどの年齢層とどんな話題でもオールマイティーに対応できる引き出しがあるに越したことはないのですが、なかなかそうはいきませんよね。
何気なく話しているような雑談ですが、設定しておくことで初対面の相手でも慌てる事なくスムーズに進めていく事ができます。
■よく聞く話だけれど、まずはやっぱり天気の話題!
初対面でも何度目かの訪問でも違和感なく会話をスタートさせるにはまずは鉄板の天気の話題でしょう。
四季のある日本、天気の話題を使わない手はありません。
「ずいぶん暖かくなりましたね」という話題から
「桜」の話題、「この辺りのお花見スポット」などと相手がより多く話してくれる話題に繋げられるかもしれません。
■天気の話題の次を準備!
まずは天気の話題と書きましたが、じつはこの天気ネタだけでは会話はそう長くは持ちません。
次の話題の準備をしておきましょう。
「最近話題のニュース」「健康の話題」「自社の社内行事」など展開が見込めそうな話題を準備しておきましょう。
中には初対面では難しい話題もあります。「家族」「年齢」「住まい」「宗教」「政治」等、思考が様々でデリケートな話題は初対面ではあえて避けるのが無難かもしれません。
■相手が話したい事、相手が関心を持っている事
とにかく会話の中から相手の興味関心のある事柄を探しましょう。
次回の訪問までにその分野についてリサーチしておけば、次回訪問時に会話が広げられるかもしれません。
初対面で相手の情報が皆無に近い状態の時は、相手の業界の動向などをリサーチしておきましょう。
「最近商談先でこんな質問をされることが多い」等も興味も持ってもらえる話題の一つではないでしょうか。
■目指すは相手に自分より多く会話に参加してもらえる雑談
上で上げた先生や塾の話。こちらは一方的な雑談で自分に気持ちを引き付けてる方法でしたが、目的が商談となると少し違います。
最初はこちらが主導の雑談でも、雑談の中で相手の興味のある内容にシフトし、相手により多くしゃべってもらいタイミングよくこちらは聞き手に回りましょう。
そして、少しでもこちらに心を開いて開いてもらえれば「雑談」は成功です。
その為には、「はい」か「いいえ」で会話がストップしてしまうクローズド・クエスチョンを避け、
質問に具体的に答える必要があるオープン・クエスチョンで会話を進めていくのが効果的です。
雑談によって相手の心をつかみ、心の距離が近くなれば、商談成立を目指しやすくなるのではないでしょうか。
■話題のネタになるファッションアイテム
話のネタを探すものの、関係が浅かったり、物静かな相手だとなかなか思い通りにはいかないですよね。
そんな時、もしかしたら救世主になるかもしれないのが珍しいファッションアイテムです。
男性でも流行に敏感で、ファッションに興味のある方ならご存知のブートニエール。ブートニエールをつけているだけで、そんな方から絶対に声をかけていただけるはず!
ファッション話で盛り上がれること間違いなし!ブートニエールはビジネスの場でも活躍するアイテムです。
ビジネスシーンでもお使いいただけるデザインも多く、価格もお手頃。プライベートでもお使いいただけるので、あなたのコレクションに追加しておくのもひとつです。
■ブートニエールとは・・
男性の上着(ジャケット)のラペル(襟)部分には、ボタン穴があるかと思います。そちらに挿す小さな花束のことをブートニエールといいます。
言語の意味は、文化によって異なりますがフランス語ではブートニエールを「ボタンの穴」、英語では「ボタンホールにさす飾り花」となるようです。
由来は、16世紀に第一ボタンに花を挿すファッションが流行したという説と、中世ヨーロッパで男性が女性にプロポーズした時に渡した花を、女性が結婚を受け入れる返事に花束から花を一本抜いて男性の胸のボタンホールへ挿したという説があります。
Feutre 8colors set:ビジネス
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