皆さんは、男性のファッションアイテムの1つブートニエールをご存知でしょうか?
最近では男性のファッションだけではなく女性のファッションにもとり入れやすいようにさまざまなブートニエールがあります。「ブートニエール?耳にしたことはあるけど、どうやって使うの?」と思っている方の為に、今回はブートニエールの使い方を説明をしていきたいと思います。
目次
■ブートニエールとは
男性の上着(ジャケット)のラペル(襟)部分には、ボタン穴があるかと思います。そちらに挿す小さな花束のことをブートニエールといいます。
言語の意味は、文化によって異なりますがフランス語ではブートニエールを「ボタンの穴」、英語では「ボタンホールにさす飾り花」となるようです。
由来は、16世紀に第一ボタンに花を挿すファッションが流行したという説と、中世ヨーロッパで男性が女性にプロポーズした時に渡した花を、女性が結婚を受け入れる返事に花束から花を一本抜いて男性の胸のボタンホールへ挿したという説があります。
上記のような意味で日本に入ってきていませんが、「花」という意味をもつものがブートニエールと位置付けられています。ピンズ、ラペルピンと着用する基本的な位置は同じですが、ブートニエールと呼ばれるものは「花」がモチーフとなっています。
■使い方その1:ジャケット
スーツやジャケットのラペルホールを華やかにするお洒落アイテムとして。
ストライプといったデザインが入っていないシャツとシンプルなジャケットでの組み合わせは、清潔感がありますが冷たい印象を与えてしまうこともあります。
そんな時に襟元にブートニエールがあれば雰囲気を華やかにしてくれます。インナーの色とブートニエールの色を合わせることもおすすめします。
■使い方その2:バッグ
バッグのワンポイントアイテムに。素材が違うブートニエールを組み合わせてオリジナルの鞄が出来上がります。ピンで挿すことになりますので針が通る素材の鞄がおすすめです。皮製品であればベルトの部分につけることもできますね。ワンポイントがあるだけでバッグの印象が変わります。バッグにスカーフを巻いたり、チャームをつける感覚ですので男女ともに楽しむことができます。
■使い方その3:マフラー
マフラーの留め具ブローチ風アクセサリーとして。まだまだ寒い季節が続きますので首元の温かアイテム、マフラーはなかなか手放せません。
マフラーはインナーやボトムスのように何着も持つことが少ないアイテムだからこそ、ブートニエールをつけることで、いつものマフラーとまた違った印象になります。
■使い方その4:帽子
帽子のアクセントとして。寒い季節はニット帽につけると素敵です。マフラー同様に帽子も愛好者でないとバリエーションが多くなかったりしますよね。
帽子でも、キャップやハットといった硬めの素材のものが多いので必ずといってお勧めではありませんが、ニットキャプは穴に挿しやすく本体を痛めることも少ないので比較的使いやすいでしょう。ブートニエールの素材も様々ありますので帽子と似た素材を合わせるのもよいでしょう。
まとめ
今回は初心者の方におすすめのブートニエールを使ったコーディネートをご紹介させていただきました。
このように、ピンズ、ラペルピン、ブートニエールは使用用途にあわせて着用するとよりまとまったコーディネートになります。
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