寒い季節になると、特にインナー選びが重要になってきます。薄すぎると寒いし、けれどとにかく厚着をすればいいというものでもありません。機能や素材が豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまうかたもいるのではないでしょうか?今回は防寒インナーの選び方についてご紹介したいと思います。
目次
1.吸湿発熱性が高いもの
冬の防寒インナーといえば、まず第一に温かいことが重要です。汗をしっかり吸収し、その吸収した水分で発熱する、「吸湿発熱性」のものがおすすめです。汗で発熱するため通常のインナーより暖かく、汗で体が冷えることもありません。ただし、吸湿できる汗の量には限界がありますので、汗っかきのひとは逆に汗で冷える場合があるので注意しましょう。また、スポーツ時など汗をたくさんかくときは、避けた方が無難でしょう。
2.裏起毛なら保温性がより高く
裏起毛なら、生地の間に多くの空気がたまるため、より防寒性が高くなります。生地自体にも厚みがあるため温かいです。肌ざわりがよく、素肌にあたっても柔らかいふんわりとした着心地なのも特徴です。生地がふかふかで厚みがあるので、着ぶくれ可能性があるため、外側のトップスと合わせて大丈夫か考えて着ましょう。シャツだけでなく、タイツなども裏起毛のものがあります。長時間外にいたり、とにかく保温性を求めるときに向いています。
3.肌触りと手入れのしやすさは素材に着目
いくら温かくても、手入れが面倒だとちょっと……、というかたは、素材に注目しましょう。綿は肌触りがよく、吸湿性も優れています。ただし、皺になりやすいことと、洗濯は乾きが遅いです。ポリエステルは、吸湿性は低いですが、乾きやすく、汚れがつきやすいです。また静電気がおきやすいです。他にも、ポリウレタンやアクリル、レーヨンなどがあります。ほとんどのインナーは、これらの素材を組み合わせていますので、その割合なども参考にしましょう。