ブートニエールという言葉を聞いたことがありますか?最近人気のスーツアクセサリーなのですが、メンズファッションに明るい方は、ご存知かもしれません。
ラペルピンのように、男性用のスーツにあるホールにつけるアクセサリーで、お花がモチーフの可愛らしいアクセサリーです。
今回は、そんなブートニエールについてご紹介したいと思います。
■ブートニエールはフランス語
皆さん、スーツの襟にあるホールがなんの為にあるかご存知ですか?
実はこのボタンホール、第一ボタンを留める為のホールだったのです。しかし、次第にボタンをつけなくなり、ボタン屋さんは仕事が減ってしまいました。
それを見て、花屋さんが、胸につける花をブートニエールと名付けました。フランス語で、ブトン=ボタン、er=~の人、ですので、ブートニエールは、ボタン屋さんです。フランス人はとてもおしゃれですね。
■このブートニエール、プロポーズの際に使われた素敵なお話があります。
ヨーロッパでは、プロポーズのときに男性が女性に花束を贈る習慣があるそうです。もしプロポーズの返事が、イエスであれば、女性は、男性からもらった花束から一輪だけ花をとり、男性の胸に飾るそうです。胸元の花は、恋が叶った印というわけですね。
その名残として、日本の結婚式でも、新郎さんの胸に刺されている花を、ブートニアといい、新婦さんのブーケとお揃いになっています。
■ラペルピンとの違い
ラペルピンは、ブートニエールと同じで、第一ボタンの名残である襟のホールに着けるアクセサリーで、長いピンやチェーンで装飾されており、華やかな印象を与えます。それゆえ、結婚式やパーティなどには向いていますが、ビジネスシーンでは遠慮されます。
ブートニエールは、同じくホールに刺しますが、シンプルなデザインも多く、ビジネスシーンでも活躍するでしょう。また、女性とペアで使用するのも人気です。シーンに合わせて、上手に活用しましょう。
ブートニエールの由来はいいかがでしたか。カタカナ表記のものは英語と思われがちですが、フランス由来ですね。
ボタンホールが寂しいときは、BLOOMSの「ブートニエール」をご利用ください。いつものファッションにプラスするだけで好印象を演出してくれるお洒落アイテムです。上品でシックな物から遊び心溢れる商品を豊富に取り揃えております。