Abstract blur coffee shop interior background – vintage filter
経験なし、自信なし、隠れた努力で「人気アパレル店員」になる方法
「あの人がいるからお店に行きたい！」そんな風に思われる、人気アパレルショップのカリスマ店員さん。
多くのお客様の心を掴む接客スキルを、どうやって身に付けたのか気になるところですよね。
そこで今回は、ショップ店員さんに直撃！全くの接客未経験から人気店員へと成長したスタッフさんに、隠れた努力を教えてもらいました！
目次
■こんな努力をしていました！
①お客様の名前の他に趣味や服の好みまで書き留めて覚える。
②最新入荷アイテムをいち早くチェック。実際に着て魅力をつかむ。
③お客様の目線になって、接客の工夫を重ねる。
①お客様の名前の他に趣味や服の好みまで書き留めて覚える。
最初はアイテムを把握するだけで精一杯でした。お客様に話しかけるタイミングも分からずうまくいきませんでした。せめてよく来てくださるお客さまを覚えようと、ノートに名前や特徴を書き留める努力を始めました。次回、来店された時のためにお客様の趣味や家族構成、好みの洋服を全て覚えるように努力しました。以前接したお客様が再びご来店くださった時、前回購入された服や趣味の話題について話すと、「覚えていてくれたのね」と喜んでもらえました。買い物だけでなく会話を楽しみに来てくれるお客さまが多くなり、私の名前を覚えてくれる常連さんも増えたんです。「○○さん好みのアイテムが入荷しましたよ」と、覚えたことを商品のご案内にも活かせるようになったんですよ。
その結果・・会話を楽しみに来てくれるお客さまが増え、接客力もUP！
②最新入荷アイテムをいち早くチェック。実際に着て魅力をつかむ。
業務に追われる忙しい日々でも新しく入荷した商品を周りのスタッフよりいち早くチェックしていました。実際に着て、「こんなコーディネートにすればこれからの季節も着られる」「この服はゆったりめだから、ふくよかな体型の人にいい」と、接客に活かせる情報をつかんでおくようにしました。
お客様の中には、多くの商品の中から、自分に合った商品を見つけ出せず迷う人もいます。当初は接客にあまり自信を持てなかったのですが、商品の魅力をあらかじめ把握しておくことで、お客さまに「それでしたらこっちの商品がいいですよ」と、話せるようになりました。今では、お客さまの体型や好みに合わせていくつかコーディネートのパターンを決め、スムーズに着こなしを提案できるようになりました。
その結果・・迷うお客さまに、ぴったりの品をご案内できるように！
③お客様の目線になって、接客を工夫する。
経験がなく、接客に自信が持てず、でもその分「お客様の気持ちに近い」という強みに気付いたんです。そこで、「私がお客様だったら、こうされるとうれしい」「こうされると不快かも」と考え、接客のアイデアを発案。例えば「店員にトレンドの色を教えてもらえたらうれしい」「片手で商品を渡されるとうれしくない」と考え、自分で実践する以外に、他のスタッフにも伝えるようにしました。自分好みのファッション雑誌だけでなく、ファミリーやミセス向けの雑誌もチェック。「こういうコーディネートが人気みたい」と、接客に活かせる情報をスタッフと共有しました。後輩ができてからは、「トレンドの色を伝えると喜ばれるよ」等のアドバイスもするように。そんな努力のかいあって、お客さまから「服選びを手伝って」と頼りにされるだけでなく、スタッフにも「頼りになるね」と認めてもらえるようになりました。
その結果・・頼れる店員として、お客さま・スタッフに一目置かれるように！
「未経験だからこそ、コミュニケーションを増やしたい！」そんな思いから生まれた努力が、自信につながりました！
接客未経験からのスタートで、話術に自信を持てなかった私。だからこそ、「もっとお客様と話せることを増やしたい」と、お客さまの名前や好みを覚えたり、商品の知識を増やしたり、いろんな努力を始めました。それが実を結んで、今ではすっかり自信をもってお客様に接することができるようになりました。お客様に喜んでもらえるたびにやりがいも生まれ、「勇気を出して接客の仕事を始めてみてよかった」と思えるようになりました。
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